2017年度スローガン 『挑戦なくして変革なし』

理事長所信

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理事長所信とは、メンバー、そして地域の方々に向け、2017年度の高岡JCの考え方や取り組むべきことを示したものです。

2017年度の山﨑理事長の考えやその意気込みをぜひご一読いただければと思います。


公益社団法人高岡青年会議所
第47代理事長  山﨑 真

スローガン 「挑戦なくして変革なし」


 

【はじめに】

 日本は現在、第二次大戦後初めて人口減少社会に直面しています。それは、我々日本人が、先人の誰もが経験したことの無い未知の領域に踏み込んだことになるのです。少子高齢化、地方衰退、地域間格差などが叫ばれ、我々が住まうここ高岡にも多くの問題が顕在化してきています。現在、政府でもこの都市部一極集中・地方衰退に対応するべく地方創生、一億総活躍社会を掲げ、地方の底力を活性化させようとしています。それは、地方に住み暮らす私たち自身が地域経済をまわし、地域の魅力を磨くことによって自らのまちを創っていくということなのです。誰もが経験したことのない時代に踏み込んだ今、既存の方法論ではなく、新たな仕組みを構築し、私たちの手で新しい時代を切り拓いていく必要があります。

 

【新たな社会づくりテーマと共に】

 公益社団法人高岡青年会議所は2015年に創立45周年を迎え、新たな社会づくりテーマ「自立型社会の創造」を提唱しました。今や私たちの生活するこのまちだけでなく、日本中のあらゆるまちが、国や自治体などに依存したまちづくりでは持続可能な社会を形成できなくなってきています。そのため、まちに住まう我々一人ひとりが、自分たちのまちを自分たちで創って行く事が一層求められるようになります。私たち高岡JCとしても今後一層自主的、自発的な事業を行っていく必要があり、そこには青年会議所メンバーの熱意と、創意工夫が不可欠になります。だからこそ、私たちは積極的にチャレンジしなくてはなりません。失敗を恐れず、行動を起こし、実践する中で運動の意義を見出し、まちに必要とされるものを生み出していく必要があります。我々メンバーは積極的に対外との交流を持ち、現実的な社会の中で何が問題で、我々市民が何を必要としているのかを感じ取り、それらを解決へ導くことができるように市民意識を変革し続けていかなければなりません。
 私たちが活動するこの青年会議所は「人生最後の学び舎」と表現される事があります。我々はそれぞれが家族を持ち、社業を抱えています。その中で何故貴重な時間をこの青年会議所運動に費やすのか。それは、この青年会議所というフィールドで失敗を恐れず切磋琢磨し、己を成長させる事で本来活躍する場である、家庭、会社、そして地域社会で今後より一層成果を出すためではないでしょうか。そして、その成長は行動をもって己が掲げた目的を実践していく過程で成されるものです。失敗を恐れることなく、果敢に挑戦すること、そして過去のしがらみにとらわれることなく、新しい事にチャレンジし続けることこそが我々責任世代にとって最も重要な事なのです。
 そして、果敢に挑戦する我々の志は、市民にとっても魅力的に感じることができる事業へと具現化され、多くの市民にとっても興味と関心を持つものとなり、より多くの人々を巻き込むことができるようになります。我々が真摯にまちづくりに取り組む姿勢を感じ取ってもらえる事業を継続して開催していくことで、高岡JCのプレゼンスが向上し、それらは我々が長年課題としてきた同じ志を持つ仲間の一層の拡大や、青年会議所運動を一人でも多くの方々へ発信することにつながっていきます。まさしくこの好影響の連続こそが市民意識の変革をもたらす青年会議所運動の本質なのです。

 

【市民意識変革のための会員拡大】

 青年会議所運動の賛同者を拡大し続けることは、組織の根幹であり、メンバー一丸となって取り組まなければならない最も重要な課題の一つです。私たちのまちをより良くしていくためには、我々市民一人ひとりの意識変革が必要であり、その推進役である我々高岡JCメンバーが一人でも多く青年会議所運動に携わっていくことが重要です。私たちは公益団体として、地域づくり、人財づくり、次世代づくりを通して、地域により価値のある運動を展開し、その過程で同じ志と使命感を持つ者同士がお互いに強く影響しあうことで切磋琢磨を続け、成長していく、そんな素晴らしい組織であることに誇りをもちメンバー全員での拡大の機運を高めていく必要があります。また、私たちは高岡で生活し、社業を営む上で、地域を活性化していけるかどうかは死活問題です。責任世代である私たちは社業に従事し全力で取り組み、その一方でまちづくりにもエネルギーを費やすことも必要ではないでしょうか。また、あらゆるフィールドでリーダーとしての役割を担っていくためには、自らの成長は欠かせません。社業以外のフィールドでの出会いや、修練が、必ず自身にフィードバックされます。自らの成長が、地域と社業を発展させていくのです。青年会議所での修練と実践によってこの好循環がもたらされることは、拡大の対象者にとっても必ず魅力的に映ります。メンバー一人ひとりが全力で青年会議所運動に打ち込む姿こそが会員拡大を成功に導くのです。

 

【青年会議所運動の新しい発信の形】

 青年会議所運動、そしてJCの魅力をより多くの方々にどのように伝え、どのように事業への参加を促していくのか。これはここ数年高岡JCが抱えてきた大きな課題でもあります。我々が掲げる理念を実現していくために、公益社団法人高岡青年会議所は対外発信力を強化し、社会的認知度を向上させることによって、地域における存在価値を高める必要があります。そして、この発信は先に述べた会員拡大とも深く関わってくるのです。
 我々は年間多くの市民意識の変革を促す事業と、メンバー以外も対象にした講演会・セミナーを開催しているのにもかかわらず、広く市民の方々に認知していただいているとは言いがたい状況にあります。この状況を改善するため発信を強化し、事業、講演会への参加推進につなげ、結果、青年会議所運動を発信することにもつなげていかなくてはいけません。年間を通していかにして青年会議所運動を市民に伝えるかを今までの手法にこだわらず、新たな仕組みを構築するべくチャレンジしていきます。この青年会議所運動の発信が市民一人ひとりの事業、講演会への参加を促し、結果として市民意識の変革へとつながっていくという好循環を創り上げるのです。

 

【地域のリーダーとして成長するために】

 少子高齢化、人口減少と深刻な問題を抱える現在において、今までの考え方や方法論では問題解決することが難しくなってきています。既存のやり方や、固定観念から離れ、失敗を恐れず挑戦し続けることによって思考のイノベーションを起こしていかなくてはならないのです。また、我々は青年会議所で何を学び、何を自らの糧としていくのか。それは何のためなのかを今一度考える必要があります。我々は貴重な時間を費やし、自らを成長させるため青年会議所運動に従事しています。それは家庭、会社、そして地域社会においてリーダーシップを発揮して活躍できるようになるためなのです。
 そして、青年会議所は自立した社会を創り出すために、自らのためだけではなく利他の精神を持ちながら、率先して地域のために行動できるリーダーを育成する場所です。地域をもっと変えていきたいと大きな目標を掲げる我々青年会議所メンバーは一人ひとり持っている資質を高める努力を常に怠ってはなりません。地域のリーダーとして様々な運動を先導する我々が資質を向上させ常に自己研鑚することで、初めて地域に対して影響力のある運動を展開できるのです。高岡JCは自立性と公共性という資質を持った青年経済人として自己研鑽する機会を創出し続け、地域、企業のリーダーとして活躍できる人財を育成していかなくてはならないのです。

 

【グローバルスタンダード・国際人とはなにか】

 グローバル社会への対応が叫ばれて久しいですが、果たして本当に意識的な対応が必要なのでしょうか。私たちが生活する現在、交通手段の発展や情報技術の進化によって身近に国外とのつながりを感じられるようになりました。知識や情報を身に付けたいだけならば、インターネットを使って容易に手に入れられるようになってきています。現在を生きる青年経済人である私たちに求められるのは、実際に異文化で生活する人たちとの直接的なコミュニケーションではないでしょうか。つまりそれは私たちへの理解を深めてもらうために正しく伝え、そして異文化に暮らす他者と分かり合うことなのです。そのためには当然、私たちが暮らす日本、そして尊い日本の文化を正しく理解し、自らの知識としなければいけません。海外に暮らす人々とコミュニケーションを取っていくと必ず、国、生活、文化、歴史と多岐にわたって日本についての疑問に思うことを聞かれ、それらに対して的確な知識と見解を伝えていく必要があります。今の私たちはそれができるでしょうか。真のグローバルな人財としての責任を果たせるでしょうか。今一度、私たちが暮らすこの素晴らしい国日本についての見識を深め、グローバル社会のあらゆる場面において堂々と日本をプレゼンテーションできる、そんな人財を育てて行く必要があります。

 

【自分たちのまちは自分たちで創る】

 我々JAYCEEは綱領の中で、「明るい豊かな社会を築き上げよう」と掲げています。つまり、この混迷の時代にあって我々自身がこの国をより良い国に変えていく責任があり、その基盤である地域の再興を成し遂げなくてはならないのです。我々高岡JCは、自分たちのまちは自分たちで創るという志の元、継続してまちづくり事業を行ってきました。国や地方自治体に頼るのだけではなく、そこに住まう私たちが普段の生活の中で、変えていかなくてはいけないと感じるまちの課題を見つけ、それらを解決していくために活動していかなくてはいけません。つまり、通り一辺倒の地方都市のまちづくりではなく、我々が住まうたかおかの本当の課題と解決方法を見出していくことが自立したまちを創っていくことなのです。
 一方、私たちのまちたかおかには、文化、歴史、そして豊かな自然など、日本全国を見渡しても勝るとも劣らない魅力的な地域資源を有しています。これらは高岡に住み暮らす私たちが想像する以上に外部の方々からは魅力的に映っていることを今一度見直す必要があります。そして、それらをより魅力的にしていくのは我々市民一人ひとりなのです。まちづくりが団体や、一部の人々だけでなく子供からお年寄りまで、市民一人ひとりが参加し、携わることができ、身近に感じてもらえる様になることが、ひいては市民意識の変革につながり、まちをより魅力的なものにしていくのです。

 

【日本の未来を担う次世代育成】

 現在、少子高齢化が一段と進行しているこの日本において、青少年教育はもっとも重要な課題といっても過言ではありません。しかしながら人口減少による地域コミュニティの衰退やITの加速度的普及によるコミュニケーションの変化は、現実の生活環境の中で自ら考え、挑戦すること、また人々とのつながりの中で何かを成し遂げていく機会を減少させています。だからこそ、我々青年会議所が学校や家庭だけではできない教育を担っていく必要があるのです。
 自立と自律の心を育成する教育によって、青少年世代が志をもった人財に育ったとき、初めてよりよい地域、日本を創ることができます。他者への敬意と感謝の心を青少年世代から養い、コミュニケーションの中から、多種多様な解決方法を見出していくという経験は画一的な教育からはなかなか学ぶことができません。青年会議所のプログラムと人的なつながりを活用することによって、心を鍛え、他者との関係性の中から青少年の潜在的な能力を引き出すような教育を行うことで、次世代を担う人財を育成する必要があるのです。

 

【組織の根幹である財務と総務】

 近年の急激な会員減少とそれによる在籍年数が浅いメンバーが大多数を占める現状は、様々な課題を浮かび上がらせています。しかしながら公益社団法人として地域に有益な運動を展開していくために、健全かつ適正な財務運営と組織運営を行っていかなくてはいけないのは言うまでもありません。
 まず、私たちの運動の基となる財源はメンバーの会費から成り立っており、この貴重な財源を公益団体として有益に運用するためにも確かな見識をもって財務の活動を行っていく必要があります。近年、厳しい財務運営を余儀なくされているからこそ、予算準拠と予算用途の効果の最大化を目指すべくより厳正な管理を行っていかなければならないのです。つまり公益団体として市民のための事業に公正に予算を使っていかなくてはいけない一方で、いかにして我々市民一人ひとりに運動を伝えるための事業となっているかを財務審査会で徹底して議論していく必要があります。
 また組織の要である総務は、公益社団法人高岡青年会議所として地域に運動を展開していくため、組織としての円滑な運営が行われる必要があり、同時に効率的な運営も求められます。組織運営とは最終的にメンバー一人ひとりの活動を如何なく発揮し、個々の素晴らしい力を全体の力としてより集約できる組織となるために存在すべきです。また、在籍年数が浅いメンバーが多数を占めている現状ではJC活動の根幹とも言うべきJCプロトコルが浸透しているとは言いがたく、今一度JC活動の基盤を再認識する必要がでてきています。青年会議所運動が最大限に効果を発揮していくためにも磐石の組織体制をつくり上げていかなくてはいけないのです。

 

【結びに】

失敗は受け入れることができる
しかし挑戦しないことは受け入れることができない

この日本という国は誰もが経験したことがない未知の領域に踏み込みました。今までのやり方では通用しなくなることが多く出てくるでしょう。我々は新しい解決策を見出していかなくてはいけません。それは失敗することもあるかもしれません。しかしその失敗を糧に次につなげていかなくてはいけないのです。
「be better」よりよくするために。
先人たちが築き上げてきたこの素晴らしい国、日本を後世にも伝え続けるために、今、我々が失敗を恐れずに挑戦し続けていきましょう。



【重点項目】

・LOM一丸となった全体会員拡大
・青年会議所運動の効率的かつ効果的な発信
・高岡JC運動方針に基づいた事業の実施
・日本JC、北陸信越地区協議会、富山ブロック協議会への協力ならびに出向者支援

 


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